【B'zの紅白歌合戦はなぜ圧巻だったのか?音楽評論家を仰天させた「39秒の効果」とは】https://t.co/qu4kEEmFSq
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) January 23, 2025
B'zの紅白歌合戦はなぜ圧巻だったのか?音楽評論家を仰天させた「39秒の効果」とは | 紅白歌合戦の経済学 ダイヤモンド・オンライン
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B'zの「LOVE PHANTOM」が大盛り上がりした理由
B'zが、サプライズで登場し、圧巻のパフォーマンスを魅せるきっかけを作ったのは「LOVE PHANTOM」のイントロです。
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「LOVE PHANTOM」は1995年にリリースした18枚目のシングルで、186万枚のミリオンヒットを記録。
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ライブで幻想的な雰囲気を演出するためのアレンジ加えた「LOVE PHANTOM」のイントロは79秒と非常に長いのです。
2022年に、とあるテレビの情報番組で「近年の若者は映像コンテンツを倍速視聴する人が増え、曲を聴いている時にイントロやギターソロは、タイムパフォーマンスが悪いため飛ばす傾向にある」という内容が取り上げられた時に、“若者が飛ばす曲”の具体例として紹介されたこともあるほどです。
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紅白では、「LOVE PHANTOM」の甘美で幻想的なイントロ(79秒のフルバージョンではなく39秒の短縮バージョン)が流れたことで、とんでもないことがはじまる!という大きな期待を感じさせることに成功。
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タイムパフォーマンスを考えイントロを省き、歌い出しからはじまる構成で「LOVE PHANTOM」がスタートしていたら、圧巻のステージは実現していなかったでしょう。
長いイントロをしっかりと聴かせたことで、会場はもちろん、テレビやネットで観ている視聴者にもサプライズが起こっている空間のグルーヴを伝えることができたのです。
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B'zは「紅白効果」でファンが激増
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コロナ禍によって大幅減となった日本のライブ・エンターテイメントの市場規模は現在、コロナ禍前の2019年を上回るというV字回復を遂げ、今後さらなる発展が期待できる状況になっています。
メジャーデビュー1年後の1989年から活動の大きな軸としてライブを積極的に実施してきたB'zのさらなる躍進は、その大きな後押しとなるでしょう。
ホントだらけあれもこれも その真っただ中 暴れてやりましょう
「ultra soul」の2番サビラストで登場する歌詞は、そんな躍進を暗示していたのかもしれません、
紅白で、痛快に暴れまくったB'zの、2025年以降の動向に注目していきたいですね。
B'z / LOVE PHANTOM【B'z LIVE-GYM Pleasure '95 BUZZ!!】
B'z Official YouTube Channel @bz7117 (6分40秒)