図書館に行くより集中できる…齋藤孝が1日に2回は立ち寄る"最強作業スペース"〔PRESIDENT Online〕B'z 「LOVE PHANTOM」 には精度の高さと緊張感




図書館に行くよりもずっと集中できる…齋藤孝が「1日に平均2回」は立ち寄る"最強の作業スペース" これほど「気づき」が多く生まれる場所はない  PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

集中して作業するにはどうすればいいのか。
明治大学の齋藤孝教授は「図書館を利用する人は多いが、思考に向く場所ではないように感じる。
むしろ雑音がある限られた空間のほうが不思議と思考に集中できる」という――。
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あえてBlu-rayやCDを購入するワケ
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今は、映画や音楽もサブスク(サブスクリプション)で見放題・聴き放題の環境が整っています。
私もサブスクサービスを利用しており、大変便利だと感じています。
でも、作品によってはあえてBlu-rayやCDを購入しています。
映画や音楽の内容を自分に刻み込むには、所有物にすることも大切なのです。

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カフェほど「気づき」が多く生まれる場所はない
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カフェでは毎回1時間程度を過ごすのですが、その1時間の生産性の高さには目を見張るものがあります。
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B'zの『LOVE PHANTOM』を4時間リピートすることも

カフェではたいてい、ウォークマン(ポータブルオーディオプレーヤー)で音楽を聴きながら思考します。音楽を聴くと、集中できる感覚があるからです。
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カフェで過ごす1時間、しばしばリピートするのがB'zの『LOVE PHANTOM』という楽曲です。
新幹線で移動する際は、4時間近くリピートすることもあります。
1曲を3時間も4時間もリピートするのは、ちょっとやりすぎかもしれません。
けれども、同じ曲をリピートしたほうが、明らかに集中しやすいのです。

思考のリズムが整い、集中のゾーンに入る

たくさんの曲を聴くと、曲が変わるたびに音楽のほうに意識が向き、どうしても思考が疎かになりがちです。
一方で、同じ曲を繰り返すと、音楽が自分の思考を引っ張ってくれるような感覚がもたらされます。
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特に『LOVE PHANTOM』には音楽として精度の高さと緊張感があり、より思考を引っ張ってくれる印象があります。
音楽が響いている限りは思考が続き、音楽が途切れたとたんに思考も途切れてしまうくらいです。
もちろん、『LOVE PHANTOM』でなければダメというわけではありません。
音楽を聴きながら思考しようとする人は、自分にフィットする曲を見つければよいのです。フィットする曲が見つかれば、私が語っている感覚をきっと理解してもらえるはずです。
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B'z / LOVE PHANTOM
B'z Official YouTube Channel (2分6秒)