GLAY・TERU 「継続すること」 を模索し続けた30年 「声の劣化は “人生の色合い”」〔ORICON NEWS〕「B'z稲葉さんを見ていると考えさせられる」


GLAY・TERU「継続すること」を模索し続けた30年、「声の劣化は、“人生の色合い”」  ORICON NEWS

今年30周年を迎え、先日LUNA SEAとの対バン発表でも話題になったGLAY。
同バンドのフロントマン、ボーカリストとして常に模索し続けてきたTERU(53)は、かねてより"継続は力なり"を信条としてきた。
当時のロックバンドは絶頂期に突如解散するなど、刹那的な生き様が美学とされたなかで、取材等で「60、70歳になっても続けられるバンドでありたい」と発言した際は驚かれることも少なくなかったという。
なぜ「続けること」に徹底的にこだわるのか。デビューから活動30周年への想いを聞いた。
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“刹那こそが美学”当時の風潮も、長く続けるにはどうすべきか模索した30年

――近年のTERUさんの歌唱を聴くと、ENHYPEN・JAYさんとのコラボした「whodunit」など、様々な挑戦をされているようにも思います。逆に今、幅をさらに広げていく、鍛錬していかないと…というお気持ちが強いですか?

「そうですね。特に先輩であるB'zの稲葉(浩志)さんの姿勢を見ていると、ボーカリストはアスリートに通ずる部分があると考えさせられるんです。
 アスリートが自分の競技と向き合うように、自分の歌と向き合わないと現役でいられる期間も短くなってくる。
 より長く、密度の高いものを提供していくためには、ちゃんと向き合って、自分の声や身体というものをきちんと理解した上でやっていかないと、長続きしないという恐れはあります。
 稲葉さんにはそれがあるから、還暦を迎える今の年齢になっても、ハイトーンで歌えることができるんだろうなって」

──この8月は稲葉さんの函館でのソロコンサートに、TERUさんが飛び入りしたことも大きな話題となりました。

「あの後もご飯をご一緒して、たくさんお話を聞かせていただきました。
 自分の前を第一線で走っている先輩がいることはすごく心強いですし、その姿を落とし込んで自分はこれからどう走っていくのか、というところに来ているように感じています」
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Back To The Pops “Albumovie”
YouTube GLAY (5分40秒)