GLAY・TAKURO「氷室京介とTERUの声を聴いて腰を抜かした」〔GOETHE〕 「先を走るB'zやLUNA SEAが見ている風景を、僕らはまだ見ていない」




GLAY・TAKURO「氷室京介とTERUの声を聴いて腰を抜かした」  GOETHE

大きな節目に4人が振り返るのは、目にしたあの時の絶景。そして、これから目の当たりにするであろう、幸せな景色とは。
GLAYの旅路を4人それぞれが大いに語る。TAKURO編。
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「まだ見ぬ景色という意味でいえば、僕たちよりも先を走るB'zやLUNA SEAが見ている風景を、僕らはまだ見ていない。
かつては、日本でロックバンドがキャリアを積む文化そのものが根付いていませんでした。
でも今は、世代を超えてロックバンドが存在できる時代です。
70代目前に第一線で輝くサザンオールスターズのように、僕らも丁寧に歩み続けていきたいですね」

GLAYという船を30年間走らせてきたリーダーの言葉には、その年月が育んだ確かな手応えと、音楽への真摯な情熱が静かに、力強く滲んでいた。